P1エミュレータの全機能を網羅
「P1エミュレータ SpecV」(以下SpecV)は「P1エミュレータ」(以下P1)の機能をすべて備えています。P1同様、3大キャリア( ドコモ、ソフトバンク、au、スマートフォン)のシミュレートが可能です。
HTMLコードの記述ミスや端末ID・ユーザーID(uid)のチェックなど、携帯サイトの構築・検証に必要なデバッグ機能を多数搭載しています。
また、バージョンアップにより、新発売の携帯や新しい規格にもいち早く対応します。ライセンス期間中は無償でアップデート可能です。
スマートフォンサイト管理にも「P1エミュレータ」
めざましい速さで市場に広がるスマートフォンへの対応は、もはや必須事項です。CSS、JavaScriptなど、リッチコンテンツの動作確認には、今まで以上に労力が必要とされるようになってきました。スマートフォンサイトにも対応した「P1エミュレータ」は、多数の機種データや、絵文字の確認、快適な操作性などでスマートフォンサイトの制作、運営を強力にバックアップします。
マクロ機能を搭載した高性能P1エミュレータ
P1は、携帯サイトを実機で検証するのに比べて、作成/運営におけるコストの大幅な削減を可能にしました。
そのP1にマクロ機能を搭載し、更なるコスト削減を実現可能にしたハイスペックツール――それがSpecVです。
SpecVでは、サイト検証に必要な一連の操作をマクロとして記録しておくことで、以降は記録した操作を 自動的に実行できます。
端末の切替や端末設定(uidなど)の変更、検証ページの切替といった操作から、リンク先や文字列のチェックなども自動的に行うことが可能です。 ワイルドカードや変数で文字列を指定できるので、目視確認すべき箇所を限界まで削減できます。
また、汎用性の高いマクロはマクロライブラリとしてプリインストールされています。 基本的なチェックの自動実行は最初からすぐに行うことができます。
更新履歴を管理するWebアーカイブ機能も
SpecVには、任意のページもしくはサイト全体のソースをひとつのファイルとして保存するWebアーカイブ機能も搭載されています。
Webアーカイブファイルを開くだけで、ファイルを保存した当時のサイトをSpecV上で再現できるようになります。
資料として保管/研究できるほか、しばらく見つかっていなかった障害の発生源を探る際にも役立ちます。
そのほかSpecVでは、FireFoxのプラグインであるSelenium IDEで作成したテストケース/テストスイートを実行することもできます。Seleniumに慣れている方々にとっては、マクロ作成の幅を広げることができるでしょう。