「SpecV」で何が変わるのか?

3大キャリア(docomo、SoftBank、au)のシミュレーションに対応し、サイトチェックに便利なシステムを多数搭載した、携帯シミュレーターとして独走状態の性能を誇るP1エミュレータ(以下P1)。
そのP1を現在のスペックにとどめるのではなく、より利便性の高いツールに進化させるべく、次世代P1の開発を進めています。
それが「P1エミュレータ スペックV」(以下SpecV)です。

SpecV

基本的な操作方法はP1とほとんど変わりません。
しかしSpecVには、強力な新機能が追加されます。

P1が可能にしてきたチェック機能の一例として、以下のようなものがあります。

・キャリアごと、端末ごとの表示チェック
・同じ端末での文字サイズ設定別の表示チェック
・サムネイル表示させての画像やリンクのチェック
・画面スクロール不要の全画面表示の出力
・フォームの入力内容別の動作チェック
・uid、端末ID、位置情報を変えた場合の動作チェック

これらは現時点のP1においても自信を持って提供している機能です。
しかしP1で操作してサイトをチェックする場合、マウスやキーボードでひとつひとつ項目を選択したり入力する必要があります。

端末を選択し、uidを設定して、チェックするURLを指定

SpecVでは、そういったマウスやキーボードでの操作のほとんどを省略できます。
新しく搭載された「マクロ(自動実行)機能」によるものです。

端末表示や端末設定の切替、一連のチェック作業をひとつのマクロとして記録できます。
いちど記録を終えたら、あとはそのマクロを呼び出すだけです。

チェックの工程をマクロとして保存
SpecV
自動実行させた処理の結果は、SpecVで新たに設置されるマクロログウィンドウに表示されます。

マクロログウィンドウ

エラー項目があればマクロログウィンドウに表示されるので、
マクロの実行が完了した時に、そのウィンドウをチェックするだけです。
チェックするページが多かろうと、エラーの発見に必要な工程は
マクロの実行と、マクロの実行結果の確認、その2つだけで済むようになりました。

マクロを実行して、その結果を確認するだけ
SpecV
複数のマクロを組み合わせる(任意の順番に呼び出す)ためのマクロも作成しておくことことができます。
たとえば[端末設定マクロ]A,B,C...[チェック項目マクロ]A,B,C...のように分けて保存したものを、任意の組み合わせで毎回実行させることができるのです。

「複数のマクロを任意の順番で実行するマクロ」を作成
SpecV
更には、いちど記録したマクロも編集が可能なので、ちょっとした内容変更も容易に行えます。
また「マクロライブラリ」として、汎用性の高いマクロをあらかじめ多数収録の予定です。自らマクロを作成せずとも、一般的なチェックは最初からすぐに行うことが可能です。
SpecV
P1は正確な携帯シミュレーションだけでなく、チェック時間の削減をも実現しました。
そしてそれに伴う、人的コストの大幅な削減も可能にしています。
SpecVは更に、シミュレータの操作時間や確認等の労力的負担を大幅削減できるため、
より大幅な企業のコストダウンを図ることが可能なのです。


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